化粧品原料 シークヮーサー種子油
種子には化粧品に有用な脂肪酸が豊富に含まれていることが研究され、当社での抽出試験を繰り返し行うことで油を抽出することができました。
低温圧搾法でじっくり搾油し、種子の特性を引き出す
勝山シークヮーサーがおいしさを求め、キャタピラ式搾汁機を使ったことから、素材として光が当たったのが種子です(遠心分離機やスクリュープレス機では種子がつぶれてしまう。)
一般的な製法では、油をとりやすくするために、熱をかけて乾燥や焙煎を行い搾油しますが、種子の成分を壊さぬように低温で乾燥し、コールドプレス法(低温圧搾法)で丁寧にじっくり搾油。一般的な製法と比較すると搾油効率は10%程度低くなりますが、種子油性分の主体であるリノール酸、オレイン酸、パルミチン酸の品質を損なうことなく、種子の特性を引き出せます。
シークヮーサーの種子油は、天然スクワラン成分のような伸びとサラッとした使用感があるとの評価を得ています。
勝山シークヮーサー種子油は2011年、2012年、2013年度のOKINAWA型産業応援ファンド事業の支援を受け国立沖縄工業高等専門学校と共同研究開発した製品です。